結婚するまで、夫に介護を必要とする兄がいることを隠されていた場合、離婚できるでしょうか? (離婚原因)

離婚相談Q&A
No.008
2005年8月15日掲載
  • 結婚するまで、夫に介護を必要とする兄がいることを隠されていた場合、離婚できるでしょうか?

結婚してはじめて、夫に介護を必要とする兄がいることを知りました。 将来的に、私が夫の兄の面倒を見ないといけないことは分かっていますが、納得できません。 また、そのことを結婚前に知らされていたら、私の親も反対したでしょうし、結婚しなかったと思います。 夫と夫の家族が、結婚するまで介護を必要とする兄がいる事を隠していたことは、離婚原因になるでしょうか?

30代 女性
  • 義兄の介護が、結婚生活に多大な影響を与えていないのであれば、離婚は難しいでしょう。

協議離婚をする場合、離婚理由は問われませんが、裁判離婚をする場合は、民法第770条第1項で定める法定離婚原因が必要になります。 今回のケースでは、夫が結婚するまで、介護を必要とする兄がいることを隠していたことが、婚姻を継続しがたい重大な事由にあたるかどうかがポイントになります。

仮に、夫が、はじめから義兄の介護をさせるためだけにあなたと結婚し、実際に義兄の介護をあなたひとりでしているのであれば、夫に対する離婚請求は認められるでしょう。 しかし、今現在、あなたが義兄の介護をしていない、或いは夫婦で協力し介護をしているなど、夫が隠していたことが結婚生活に多大な影響を与えていないのであれば、婚姻を継続しがたい重大な事由であるとは考えにくく、このことだけを理由に離婚請求することは難しいでしょう。

ただし、将来、夫が義兄の介護をあなたに任せきりにするなどした場合は、今後、離婚原因として認められることもあります。

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