離婚直後に相続した財産は、財産分与の対象にならないのでしょうか? (財産分与 遺産相続)

離婚相談Q&A
No.012
2005年9月25日掲載
  • 離婚直後に相続した財産は、財産分与の対象にならないのでしょうか?

先月、夫と離婚しました。 夫から一方的に離婚を申し込まれたので、慰謝料と財産分与をまとめて請求し、持ち家(ローンなし)を譲り受けました。 しかし、離婚後すぐに夫の父が亡くなり、夫は数千万円の財産を相続したようです。 離婚直後に相続した財産は、財産分与の対象にならないのでしょうか?

50代 女性
  • 相続した財産は、財産分与の対象になりません。

財産分与の本質は、婚姻期間中に夫婦の協力によって築いた共有財産を分配することです。 離婚の時期に関わらず、親兄弟から相続した財産は、財産を相続した本人の固有財産にあたり、婚姻期間中でも財産分与の対象になりません。 また、結婚前から蓄えていた財産、結婚前に譲り受けた財産なども、固有財産になるため財産分与の対象にはなりません。 相続財産以外の離婚後に元配偶者が増やした財産についても同様です。

また、財産分与ではありませんが、平成16年の年金制度改革により、専業主婦でも離婚後に夫婦であった期間に対応する厚生年金(共済年金)を受け取ることが可能になりました。 本制度は、平成19年4月以降に成立した離婚に適用されますが、話し合いによる合意か、裁判所の決定が得られれば婚姻期間を遡って請求することもできますので、元配偶者の夫に一度よく相談をしてみて下さい。

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