夫が行方不明の場合も、調停をしないと裁判はできないのでしょうか? (裁判 調停前置主義)

離婚相談Q&A
No.013
2005年10月5日掲載
  • 夫が行方不明の場合も、調停をしないと裁判はできないのでしょうか?

夫が外に女性をつくり、家を出て行ってしまいました。 夫の行方が分からなくなって、数年になります。 悪意の遺棄を理由に裁判で離婚をしたいと思うのですが、この場合も調停をしないと裁判で離婚することはできないのでしょうか?

50代 女性
  • 長期に渡り行方不明の場合は、調停をしないで直に訴訟を提起することができます。

離婚のような家庭間の紛争は、どちらに非があるのか判断するのが難しく、原因も複雑なことが多いため、夫婦間で話し合いがつかない場合は、ただちに訴訟を起こして裁判で解決するのではなく、調停で解決をはかることが義務づけられています。(調停前置主義) しかし、相手が長期に渡り行方不明で連絡が付かない場合は、例外として調停をしないで直に訴訟を提起することが認められています。

この場合、相手が行方不明で調停を行うことが不可能であることを訴状に付記し、訴訟を提起します。 また、相手の所在が不明のため、相手に訴状を送達することができませんが、一定期間裁判所の掲示板に掲示することにより送達の効果を生じさせる公示送達という手続きが取られます。 そして、裁判では相手が不出頭でも審理が行われますので、判決を得ることができます。

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