夫に脅されて書かされた離婚合意書を取り消し、慰謝料を請求することはできるでしょうか?(暴力 財産分与)

離婚相談Q&A
No.039
2006年07月20日掲載
  • 夫に脅されて書かされた離婚合意書を取り消し、慰謝料を請求することはできるでしょうか?

結婚当初から夫に暴力を振るわれており、夫から離れたい一心で、半年前に逃げるように離婚しました。 離婚の際、合意書として「金品は一切請求しない」ことに同意するように強要され、夫の暴力が恐かったので言われるがままに署名捺印しました。 夫の暴力に怯え、脅されて書かされた離婚合意書を取り消し、慰謝料を請求することはできるでしょうか?

20代 女性
  • 強迫を立証すれば、離婚合意書を取り消し、慰謝料を請求することができます。

暴力などの手段を用いて相手に害意を示し、恐怖の念を生じさせる行為を強迫といい、強迫による意思表示(契約)は、取り消すことができます。(民法第96条第1項)

離婚に際して、「金品は一切請求しない」と書いた書類を作成していた場合、請求権を放棄したとみなされ、慰謝料を請求する申し立てを行ったとしても裁判所に却下されてしまいます。 したがって、夫に慰謝料を請求するには、夫の強迫を立証し、離婚合意書を取り消す必要があります。 強迫を立証するには証拠が必要ですが、病院の診断書や日記など、当時の夫の暴力を証明する記録があれば十分かと思います。

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