愛されていないことを理由に、離婚できるでしょうか?(離婚原因 愛情の喪失)

離婚相談Q&A
No.041
2006年08月20日掲載
  • 愛されていないことを理由に、離婚できるでしょうか?

夫は、仕事にまじめな人で、毎日帰宅するのは深夜過ぎ、休日も会社に行き仕事をしています。 ほとんど夫と会話することもない毎日が、数年続いている状態です。 私の誕生日や結婚記念日でも仕事を優先し、これまで一緒に過ごしたことなど一度もありません。 夫に関心を持ってもらえるよう努力もしましたが、夫の態度に改善は見られず、きっと、夫は、私のことを都合の良い家政婦のようにしか思っていないのだと思います。

仕事はきちんとしてくれているので経済的に問題はなく、そういう面では夫に感謝しているのですが、夫との生活に不満を感じ、このまま形だけの夫婦でいることに疑問を感じ離婚を考えています。 夫に愛されていないことを理由に、離婚できるでしょうか?

40代 女性
  • 状況によっては、離婚が認められる場合があります。

夫婦にとって、お互いを愛し敬うことはとても大切なことであり、夫婦生活の基礎となるものですが、民法には、夫婦の愛情について記載された条文はありません。 個人的な感情にまで、法律は及ばないということです。

しかし、過去の判例において、長期間に渡る夫の妻への消極的な態度が、妻に精神的な苦痛を与えたとして、離婚を認めたことがあります。 必ずしも配偶者の愛情の喪失により、法定離婚原因婚姻を継続しがたい重大な事由が認められるものではありませんが、状況や程度によっては、離婚が認められるケースがあるということです。 離婚が認められるケースとは、「一方が関係を改善しようと努力をしているのに相手が全く応じない場合」、「関係の改善が修復不可能な場合」、「関係の悪化が長期間に及ぶ場合」などです。

夫と話し合いが難しい場合は、夫婦関係の修復を目的に話し合う円満調整調停を申し立てることもできますが、まずは自分の気持ちを伝えることからはじめてみて下さい。

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